BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

レーザーの原理を解説!

2021/12/01
レーザーはなぜ金属を溶かすほどの強力なエネルギーを生み出せるのでしょうか?今回はレーザーの原理について見ていきます。

▼レーザーと普通の光の違いは?
私たちが普段目にしている電球や蛍光灯などの光と、レーザー加工機で使われるレーザー光。一体どこが異なるのでしょうか。

レーザー光の3つの特徴について見ていきましょう。

■レーザー光は真っ直ぐ進む(指向性)
電球の光などは四方へ広がりますが、レーザー光は一方向へと進みます。一方向への指向性があるので、強力な熱エネルギーを生み出しやすくなります。

ちなみにレーザー光が真っ直ぐ進む性質を利用したものに、建築現場で使われる測量機があります。

■レーザー光は単一色(単色性)
レーザー光は1つの色で構成されています。単一色の光は波長が一定という特徴があります。

ちなみに蛍光灯のような白っぽい光は、色々な光が混ざって白く見えています。

■レーザー光は波の周期が揃っている(過干渉性)
レーザー光の波は、位相(波の周期)もそろっています。

一方、電球などは光の波の周期はバラバラです。

▼指向性、単色性、過干渉性が強いエネルギーを生む
「指向性」「単色性」「過干渉性」といったの要素が揃うと、金属を溶かすほどのエネルギーを生み出せるのです。

▼まとめ
レーザー光は方向や色、波の周期が揃っているため、強力なのですね。ぜひレーザー加工をお考えのかたは、ぜひ株式会社ロッカまでご相談ください。