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レーザー加工の種類について

2021/09/03
レーザーの加工機は、実は1種類ではありません。今回はレーザー加工機の種類について見ていきます。

▼レーザー加工の種類は3つ
レーザー加工には、おもに「CO2レーザー」「ファイバーレーザー」「YAGレーザー」の3つの種類があります。

■CO2レーザー
炭酸ガス(CO2)を使ったガスレーザーです。レーザー加工機で最も広く使われています。

加工の費用もリーズナブル。ただしアルミや銅、鏡など、光を反射しやすい金属の加工には向いていません。

ちなみにCO2レーザーは、レーザー部分は赤外光なので目に見えません。そのため加工面を目視しやすいように、レーザーポインターが搭載されているCO2レーザーもあります。

■ファイバーレーザー
光を反射する素材でも加工ができるレーザーです。CO2レーザーよりも強力なレーザーを作り出せるのが特徴です。

欠点としては、ファイバーレーザーは近年登場してきたばかりなので、加工機の本体の値段が高いことです。もっと広く普及すれば値段も安くなるでしょう。

■YAGレーザー
精細な技術を必要とする、医療の現場で使われることの多いレーザーです。金属の切断や溶接に適しています。

スピーディに溶接できるので、薄い板を溶接する際に起こりがちな「熱による歪み」が少ないのが特徴です。

ちなみにYAGとは「イットリウム」「アルミニウム」「ガーネット」の頭文字を取ったもの。これらの物質はレーザー光を発生させる際に使われている元素です。

▼まとめ
レーザー加工には3種類あります。株式会社ロッカでは最新のレーザー加工機を使用しておりますので、高度な技術を要する加工でも、ぜひご依頼ください。