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レーザー加工のメンテナンスについて

2020/11/15
レーザー加工は、金属にレーザーの光を照射して加工することを言います。
レーザー加工は、工業の分野や医療の分野でも用いられている方法ですが、メンテナンスはどうすればいいのでしょうか。
そこで今回は、レーザー加工機のメンテナンスについてご紹介します。
▼レーザー加工機のメンテナンス・対策方法
レーザー加工機のメンテナンスのことや対策について詳しく触れていきます。
■メンテナンスは、手間がかからない
実はレーザー加工は、メンテナンスに手間がかかりません。
なぜなら、材料や工具が接触せず、刃物や研削盤などを消耗することがないからです。
また交換作業などもなく、アシストエアーを掃除したり、レンズを綺麗にするくらいです。
■レーザー火災を防ぐための対策方法
レーザー加工中に火災を防止するための対策をお話します。
・排気装置や集塵機がしっかり排気してるか
排気装置や集塵機がしっかりと排気されてないと、レーザー加工機の中までガスや煙が充満し、火災の原因につながります。
排気装置や集塵機の電源が入ってる場合でも、細かいゴミが詰まっていて排気量が行き届かないこともあるので、排気口に手を当てて吸っているのかを
確認しましょう。
・カッティングボックスを頻繁に掃除をする
カッティングボックスの中に落ちたゴミや端材などは火災の原因にもなってしまいます。
レーザーはカッティングボックスの中まで加工する素材などを通るので、ゴミや端材が残ったまま加工すると引火してしまう可能性があります。
またこれらのゴミや端材から生じる煙やガスも火災の原因になります。
そのためカッティングボックスは頻繁に掃除することが大切です。

レーザー加工機のメンテナンスは手間もかからずお手入れは簡単です。
またレーザー火災が起こらないよう対策をしっかり行い、安全に取り扱いましょう。