BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

レーザーカットの時間について

2020/09/25

レーザー加工と聞くと、瞬時にパッと完遂するイメージがあります。
実際はどうなのでしょうか。
材質や出力数から比較していきます。

▼W数による違い
レーザーカット・加工の時間はW数によって変わってきます。
一般的には25W~80Wの力が必要とされています。カットや高速加工には80Wは必須です。

アクリルカットの場合、120Wが最適です。一つの作業に29秒を費やしますが、完成度は80W時に比べて25%も増えます。
アルマイト彫刻の場合、80Wが最適です。30Wでも不可能ではありませんが、完成度が半減します。ゴム製スタンプも同様の結果でした。

▼最適な出力
カットの場合、最適なレーザー出力は材質の厚さによって変動します。
厚みのある材料をカットするにはそれ相応の出力が必要ということです。
アクリルやポリカーボネート、SANなどをカットする時は1mmにつき10Wと言われています。
カットではなく、ファイバーレーザーなどの焼きなまし加工の場合は20W~30Wで十分です。

▼作業時間目安
10cm角(40cmの距離)の切断データです。
・厚さ0,15mmの紙→2秒
・厚さ1mmのフェルト→7秒
・MDF→53秒(5mmであれば1分33秒)
・キャストアクリル1mm→12秒
・キャストアクリル5mm→1分6秒
・キャストアクリル10mm→3分17秒

▼まとめ
あまり身近にないレーザー加工ですが、最近は時間単位で機械の貸し出しを行っているカフェや工場もあるのでDIYや趣味に活用されても良いと思います。
用途と材質、求める完成度との兼ね合いで使用される機械とW数を決めてください。